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2014年09月08日

読書感想文

今年のうちのバンビーナの感想文!
もう、面白い文章じゃなくなったけど。

『いじめられっこノラ』って、本を読みました。
本の内容が、本人想像してたストーリーとは全く違っていたので今回の感想文は相当時間もかかり、苦労してました^^;

感想文のタイトルは、本の題名とは違うようにしたみたい^ ^

『愛することの大切さ』
「だれか、あたしを愛してください。」
気がつくと涙で私の目が見えなくなっていた。読んでいると悲しいというより、怖くなりました。

望まれることなく産まれてきて、母から虐待、学校ではいじめと体罰で心も体もボロボロで、生きていることに絶望してしまう、中学生の典子が本当に経験したお話でした。

私もいじめにあって、学校に行けない時がありました。でも、本を読んでいる途中、私は典子よりも幸せだと感じました。私は辛くても一人じゃなかったからです。

給食のカレーにチョークの粉を入れて食べさす、トイレのモップを顔に押し付けたり、鼻血が出るまで先生が典子の顔を殴る、母から殺されかける。

みなさんはどう思いますか。

すごくひどい事するな、最低だな、かわいそうって思う人は多いけど、自分が同じひどい事してる時は気づいてない。

それは、なぜだと思いますか。

いじめをする人は、自分が正しいことをしている、注意してあげていると本気で思ってる。まるで、自分が正義のヒーローだと思っています。

体罰も虐待も、私は同じだと思います。

その人の立場で正義は変わるから。

だから怖い。だから怖かった。すごく辛かった。世界で自分は一人ぼっちだと思った。

典子も私と同じ気持ちだったと思います。

私はびっくりした。典子がやり返したからです。私と違ってすごく強い子だと思った。

けど、そうじゃなかったことがわかった時、私はすごく悲しくて、また泣いてしまいました。

典子は母に愛されたい、抱きしめられたい、笑かけて欲しいと思っていたんだと思うと、すごくさみしい気持ちになりました。

私には、帰る場所があったけど、典子は家も最悪の場所だったから、一人で戦うしかなかったんだと思いました。

やり返す事は、本当はダメなことだと私は思うけど、たぶんそうしないと殺されていたかもしれません。

まだ、あったことのない父親に少し期待して父の家に行くけど、母親と同じでした。

本当にどこにも居場所がなくなって、死ぬ為に大阪に行きます。
その時、典子が住んでいた町で、化け猫の事件がおきます。悪いことがおきると典子のせいにする。何でも人のせいにする人間は、私は最低だと思いました。

大阪で優しいおじいさんに出会って、典子の命は救われました。

そのおじいさんの言葉に、私も典子もショックを受けました。
「他人から愛されないことに不満を持ちつづけて、自分から他人を愛そうとはしなかった」

この言葉を、読んで今はいじめられていないし、担任の先生も大好きです。
だけど、ちょっと嫌なことや辛いことがあった時、いじめられていたことを思い出して逃げてしまいます。

化け猫の事件の時に、何でも人のせいにするのは、最低だと思っていたのに、私も人のせいにして逃げているからです。

前を向いて、愛することの大切さを忘れないで、前へ前へ進んで行きたいと思いながら、この本を読み終えた。


かなり、過激で残酷な内容の本で9割が悲しい内容、最後の1割が救われる内容でバンビーナママもこの本を読んで複雑な気持ちになりましたが、うちのバンビーナ頑張りました!!

今もまだ、辛いことはあるようですが!
自分でなんとかしようと頑張ってる姿は、誇らしく思いながら見守りたいと思っています。


  

Posted by bambina at 15:02Comments(0)うちのバンビーナ